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WBO(世界ボクシング機構)ウェルター級王者テレンス・クロフォード(米)が今年のトップランク社主催試合で最後のトリを務めることが決まった。12月14日(日本時間15日)米国・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で開催される、同社のトリプル・ヘッダーのメインイベントで3度目の防衛戦を迎える。相手はWBO同級1位の指名挑戦者エギディウス・カバリアウスカス(リトアニア)となった。
クロフォードvsカバリアウスカス
世界3階級制覇王者クロフォードは、今年4月にもMSGに登場。元世界王者のアミール・カーン(英)を相手に6回TKO勝利で2度目の防衛に成功した。先日の交通事故の様態が心配されるWBC&IBF世界ウェルター級王者エロール・スペンスJr.(米)と並び、世界最激戦区である同級のトップ争い。また、階級を超えたパウンド・フォー・パウンド・ランキングでもトップ3に軒並み顔を出す。
対する"MEAN MACHINE"の異名を持つカバリアウスカスは、アマチュアで08年、12年と連続で五輪に出場し、11年では世界選手権で銅メダルを獲得した。ここまで22戦21勝(17KO)1分のキャリアの全てを米国で積み、今回が初の世界挑戦となる。
対する"MEAN MACHINE"の異名を持つカバリアウスカスは、アマチュアで08年、12年と連続で五輪に出場し、11年では世界選手権で銅メダルを獲得した。ここまで22戦21勝(17KO)1分のキャリアの全てを米国で積み、今回が初の世界挑戦となる。
コミーvsロペス
すでにこの日に試合が発表されていたのはIBF世界ライト級タイトルマッチ、王者リチャード・コミー(ガーナ)vs同級1位の指名挑戦者テオフィモ・ロペス(米)の一戦。コミーは今年6月にレイムンド・ベルトラン(メキシコ)を相手に、4度のダウンを奪う8回TKOの圧勝劇で初防衛を飾った。
東海岸を中心にド派手なKO勝利を積み重ね、スーパースター候補と言われてきたロペスは、今年7月にMSGシアターで行われた挑戦者決定戦で中谷正義(井岡)と対戦。試合は大差で3-0判定でロペスの勝利となったが、中谷のジャブと動きに対応しきれず、数字以上の苦戦を強いられて一気にその評価を落としてしまった。
3冠同級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)、WBC暫定王者デビン・ハニー(米)との対抗王者決定戦でもある両者の対決は、メインイベント以上の注目を集めそうだ。
東海岸を中心にド派手なKO勝利を積み重ね、スーパースター候補と言われてきたロペスは、今年7月にMSGシアターで行われた挑戦者決定戦で中谷正義(井岡)と対戦。試合は大差で3-0判定でロペスの勝利となったが、中谷のジャブと動きに対応しきれず、数字以上の苦戦を強いられて一気にその評価を落としてしまった。
3冠同級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)、WBC暫定王者デビン・ハニー(米)との対抗王者決定戦でもある両者の対決は、メインイベント以上の注目を集めそうだ。
コンランvsニキティン
トリプル・ヘッダーのもう一角を担うのは強力なアイリッシュのファンベースを持ち、フェザー級でWBO3位、WBA5位、IBF10位につけるマイケル・コンラン(アイルランド)とウラジミール・ニキティン(ロシア)によるアマチュアライバル対決。
12年リオ五輪で対戦した両者は判定でコンランが敗れるも、不服からリング上で中指を立てたことで名前が売れ、その後にトップランク社と契約を結んだ。当初は今年8月2日に因縁の対戦がアイルランドで予定されていたが、ニキティンの怪我により両選手の対戦はキャンセルとなっていた。コンランの世界王座獲得に向けたマッチメイクがいよいよ本腰に入ってきた。
当日はトップランク社がプロモート、スポーツ・ケーブル局のESPNが中継を行う。
12年リオ五輪で対戦した両者は判定でコンランが敗れるも、不服からリング上で中指を立てたことで名前が売れ、その後にトップランク社と契約を結んだ。当初は今年8月2日に因縁の対戦がアイルランドで予定されていたが、ニキティンの怪我により両選手の対戦はキャンセルとなっていた。コンランの世界王座獲得に向けたマッチメイクがいよいよ本腰に入ってきた。
当日はトップランク社がプロモート、スポーツ・ケーブル局のESPNが中継を行う。