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WBO(世界ボクシング機構)バンタム級2位の赤穂亮(33=横浜光)が5日、後楽園ホールで開始された「ダイナミックグローブ」のセミファイナル、55.5kg契約10回戦で韓国KBFスーパーバンタム級王者のグォン・ギョンミン(26=韓国)と対戦した。約6ヶ月ぶりのリングとなった赤穂は、サークリングしながらジャブを飛ばし相手の顔を弾き、幸先のいいスタートを切った。
力の差を見せつけた
リズムを掴んだ赤穂はワンツーでのけぞらせるが、慌てずに相手のパンチを見切った。2回、赤穂はスウェーから左アッパーをねじ込むと、さらに左ボディを好打しグォンとのスピードの差を見せつける。着実にダメージを与えていった赤穂は6回、左フックでグラつかせるとパンチをまとめてレフェリーストップを呼び込んだ。
アッパーが良かった
控室に戻った赤穂は、「相手は倒れないタフな相手だと聞いていたので運よくTKO勝ちに持っていければと思っていた。最近は世界上位ランカーらしい試合をしていなかったので、今日は久しぶりに良かったと思う」と自らの出来に及第点を与えた。
今後の目標を聞かれた赤穂は、「世界に行ければ良いが、大人の事情があるのでどうなるか…」と話すと、「自分らしく沸かせるボクシングがしたい」と前を見据えた。
今後の目標を聞かれた赤穂は、「世界に行ければ良いが、大人の事情があるのでどうなるか…」と話すと、「自分らしく沸かせるボクシングがしたい」と前を見据えた。
グォン・ギョンミン
一方、最後はレフェリーの止められたグォンは、「ストップのタイミングが良いか私にはわからない。パンチが強く当てるのが上手かった」とサバサバした表情を見せた。