試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
亀田3兄弟の従兄弟の亀田京之介(20=協栄)が25日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨んだ。亀田は明日の26日に後楽園ホールで開催される「東日本新人王準決勝」フェザー級4回戦で小出太一(25=鴻巣茂野)と対戦する。計量を無事に終えた両者は決戦に向けて意気込みを口にした。
気を抜かずに戦う
100gアンダーの57.0kgでパスした亀田は、「前回の試合は相手の都合で試合が中止になり、無駄に減量したので精神的にもやられた。そのイライラを今回の試合でぶつける」と静かに闘志を燃やし、「相手は引き分けで勝ち上がってきているが、ここで負けたら世界だなんて言っていられないから気を抜かずに戦う」と必勝を誓った。
自分のボクシングに徹する
この試合に向けてWBA世界フェザー級1位の大沢宏晋(オール)やワタナベジムで出稽古を重ねておりレベルアップを実感。元世界2階級制覇王者の亀田和毅から、「ここを勝てば決勝戦だから落ち着いて戦っていけ」と激励されたことを明かすと、「俺が新人王にならないとつまらないでしょう。絶対に優勝しますよ」と気合いを入れた。
距離を潰して戦う
一方、200gアンダーの56.9kgを測定した小出は、「相手は気持ちが強くてカウンターを合わせるのが上手く、僕には持っていないものを持っている選手」と亀田の実力を認めた上で、「自分はテクニックはないので気持ちと手数の多さを活かして勝負する」とコメント。1日1時間のマスボクシングでスタミナ強化に努めてきたという小出は、打ち合いで勝機を見出す。