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[メキシコ情報]2019.9.8

メキシコ・世界ランカー対決

 WBC(世界ボクシング評議会)中米カリブ・スーパーフェザー級シルバー王座決定戦が7日(日本時間8日)にメキシコ・チワワ州シウダーフアレスで行われ、WBC世界同級4位のミゲル・ローマン(33=メキシコ)と元WBC世界スーパーフライ級王者でWBC世界スーパーフェザー級10位のトマス・ロハス(メキシコ)が対戦した。
ローマンが判定勝利
 初回からローマンが左右フックを振りながら距離を詰める。それに対し、ロハスはインサイドからアッパーを突き上げ打ち合いに応じた。6回、ロハスが左ストレートで膝を揺らしたが、中盤以降は激しい打撃戦となったがローマンが有効打で勝った。ジャッジに委ねられた採点は117-112、117-111、116-112でローマンが勝利した。世界戦後、2連勝としたローマンは75戦62勝(47KO)13敗、一方、3度の来日経験があるロハスは51勝(34KO)18敗1分。
左:バラダレス 右:アラネタ
 同日、メキシコ・ヌエボレオン州モンテレイではIBF(国際ボクシング連盟)ライトフライ級挑戦者決定戦が行われ、同級3位のクリスチャン・アラネタ(比)と同級4位のダニエル・バラダレス(メキシコ)が挑戦権を争った。
バラダレスが指名挑戦権を獲得
 両者とも慎重な立ち上がりを見せたが、2回以降はバラダレスが、手数の少ないサウスポーのアラネタにプレスを強め攻勢。ペースを握ったバラダレスは4回終了間際に右ストレートから一気にラッシュでダウン寸前まで追い込んだ。ゴングに助けられたアラネタだったが、肩の故障を理由に次のラウンドのゴングに応じず棄権した。バラダレスが王者のフェリックス・アルバラード(ニカラグア)への指名挑戦権を獲得した。バジャダレスは22戦21勝(13KO)1敗、初黒星を喫したアラネタは18戦17勝(14KO)1敗とした。

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