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IBF(国際ボクシング連盟)の最新ランキングが3日に発表された。今回は全階級を通じて大きな変動はなかったが、国内勢はフライ級14位に3階級制覇王者の八重樫東(大橋)、スーパーライト級14位に日本ユース同級王者の平岡アンディ(大橋)、スーパーウェルター級15位にWBOアジアパシフィック同級王者の井上岳志(ワールドスポーツ)と3選手がランク入りをはたした。
平岡は格上の近藤に大差判定勝ち
平岡は7月に元WBOアジアパシフィック同級王者の近藤明広(一力)とノンタイトル10回戦で対戦。強烈な右フック、左アッパーで試合を優位に進め、最大6ポイント差の判定勝ちで全勝記録を14に伸ばした。先月のランキングには反映されなかったが、今回は近藤に換わって14位にランク。初の世界入りとなった。
井上は再起戦でWBOアジアを獲得
今年1月に米国ヒューストンでWBO王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)に挑み判定で敗れた井上は、先月3日の再起戦で世界戦前に返上したWBOアジアパシフィック王座決定戦に臨み、同級5位コムサン・ポンセーン(タイ)を2回KOで撃破。王座返り咲きに成功し、世界再挑戦への一歩を踏み出した。