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OPBF東洋太平洋フライ級タイトルマッチの前日計量が22日に都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、王者のジェイアール・ラクィネル(22=比)と挑戦者で元OPBFスーパーフライ級、日本フライ級王者の粉川拓也(34=角海老宝石)が会場に姿を現した。
試合は明日の23日に後楽園ホールで開催される「SLUGFEST.10」のメインイベントにセットされている。
試合は明日の23日に後楽園ホールで開催される「SLUGFEST.10」のメインイベントにセットされている。
3度目の来日のラクィネル
これが2度目の防衛戦のラクィネルはリミットちょうどの50.8kgを測定。サウスポーのラクィネルは昨年3月に中山佳祐(ワタナベ)から王座を奪い、初防衛戦では小坂駿(真正)を強烈な左ストレートで圧倒した敵地に強いフィリピンのホープ。ベテランの粉川を「強いイメージがある」と警戒しつつ、「コンディションはベリーグッド。チャンスがあればKOを狙う」と2度目の防衛に自信を示した。
OPBF王座2階級制覇を目指す
対し、昨年末に角海老宝石ジムに移籍し、今年5月に渡邉秀行(Reason郡山)に競り勝ち復活をはたした粉川は、移籍2戦目でチャンスをくれたジムに感謝し、「失うものは何もないので、これまでの守りに入った試合はしない。相手が有利と言われるのも気が楽だし、チャレンジャーとしてぶつかるだけ。この試合の結果で下がるか先に行けるかが決まる」と決意を示した。
何としても勝つ
100gアンダーの50.7kgでクリアした粉川は、「王者はパンチが強く左ストレートが伸びてくるので最後まで気は抜けないが、12ラウンド動き尽くして、1ポイント差でもいいから勝つ」と意気込んだ。