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三迫ジム所属の前WBOアジアパシフィック・ウェルター級王者の小原佳太(32)と日本ライト級王者の吉野修一郎(27)が19日、米国ロサンゼルスで2週間の合宿を行うため羽田空港を発った。二人は現地のジムを巡り、スパーリングで強化を図ることになる。
3月にIBF挑戦者決定戦
小原は2度目の世界挑戦を目指し、今年3月に米国フィラデルフィアでIBF世界ウェルター級挑戦者決定戦に臨んだが、15戦全勝(9KO)のクドラティーリョ・アブドカクロフ(ウズベキスタン)に判定で敗れ世界戦線から後退。引退も考えたが、「求められたら応えるのがプロ」と再起を決意し、6月のノンタイトル戦でジョスマル・ケフィ(インドネシア)を4回TKOで仕留め再起を飾った。試合後は世界ランカーからのオファーを精力的にもとめた姿が印象的だった。
吉野の安定感は抜群
同じく日本をステップに世界を目指す吉野は、4月のチャンピオンカーニバルでアクセル住吉(関門ジャパン)を7回TKOで退け4度目の防衛に成功。ライト級で絶対王者の地位を築き上げる吉野には、三迫貴志会長も日本王座を保持させたままアジアタイトル、海外での試合を示唆していた。
海外経験豊富な小原とこれから世界へと打って出る吉野。互いに本場の猛者たちを相手に切磋琢磨し、一回り成長して帰ってくると期待したい。
海外経験豊富な小原とこれから世界へと打って出る吉野。互いに本場の猛者たちを相手に切磋琢磨し、一回り成長して帰ってくると期待したい。