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[試合後談話]2019.8.11

神戸でタイトル再挑戦を狙い激戦

 日本ミニマム級4位の平井亮輝(千里馬神戸)と日本ライトフライ級14位の小野晃輝(筑豊)が11日、神戸市内の神戸常盤アリーナで開催された「千里馬スーパーファイト.59」のメインイベント、ライトフライ級8回戦で拳を合わせた。タイトル再挑戦に向けて前進したい両者は、開始からジャブを刺し合った。
ジャブが冴えた平井
 試合は、ジャブがさえた平井が上位ランカーの実力を見せた。開始からジャブを的確に当てる平井に対して、小野は後手に回ってしまう。足を使う平井を先回りで追った小野だが、ジャブをもらい距離をつかめず。後半までジャブを起点に試合をコントロールした平井が大差判定で勝利を掴み、タイトル戦へ一歩前進した。
ミニマム級で頑張りますと平井
 試合後、平井は「1階級上の選手で、強いのはわかっていたので、勝ててホッとしています。ジャブを出さないっていつも試合後に怒られるのでジャブが今日はよくでてよかったです」と試合を振り返った。「まだまだ先のあるので頑張っていきます、今回は相手に合わせてライトフライ級にしただけです。ミニマムで頑張ります」とミニマム級での王座獲得に意欲を見せた。
 
千里馬啓徳会長
 千里馬啓徳会長は「今日はうちから4選手が出て、3選手が勝てたからよかったね。平井に関しては、3ラウンドくらいまでは動きに硬さがあったけど、ジャブをしっかり打てると自分のペースに持っていける。今日は良かったんじゃないですか。当然タイトルは狙っていくよ。指名待っています」と王座再挑戦を熱望した。
小野晃輝(筑豊)
  一方、敵地で悔しい敗戦となった小野は「ジャブをもらって相手の距離になってしまいましたね。自分の距離を作れなかったのが一番です」と敗因を分析した。

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