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[試合後談話]2019.8.8

セミファイナルは激闘! 壮絶KO決着

 日本ライト級6位の有岡康輔(25=三迫)が8日に後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」のセミファイナルに出場。ライト級8回戦で鈴木雅弘(24=ワールドスポーツ)と対戦した。試合は初回に大きな山場が訪れた。
鈴木が豪快なKO勝ち
 初回から激しいパンチの交換となったが、鈴木は相手のパンチをサイドステップでかわすと右フックを叩きつけて先制のダウンを奪った。しかし、これで火がついた有岡は右ボディからワンツーで反撃したが、鈴木は2回も左を軸に攻め立てると懸命に打ち返す有岡に左ボディを直撃させ2度目のダウンを演出。うずくまった有岡に10カウントを聞かせた。
左ボディは得意なパンチ
 プロ3戦目で日本ランカーを撃破した鈴木は、「相手はパンチが強く初回に効かされて記憶がなくなった。2ラウンド途中から意識が戻った。最初に打った左ボディで相手が前に出てきたのでもう一度狙った。試合で勝ってここまで喜んだのは初めてです」と声を弾ませた。
菅原靖司トレーナーと喜びを分かち合った
 日本ランキング入りを濃厚とした鈴木は、「ここからがスタートラインだと思っている。会長が組んでくれた試合を一戦一戦勝っていくだけ」と抱負を口にした。
相手の方が気持ちが強かった
 一方、連勝がストップした有岡は、「ボディから攻めていく作戦だったが、返しのパンチが出なかった。右のパンチが調子が良かったが頼りすぎてしまった。左ボディで倒れて心が折れてしまった。情けないです」と敗戦に肩を落とした。

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