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WBO(世界ボクシング機構)バンタム級2位の赤穂亮(33=横浜光)が、8日に後楽園ホールで行われるOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ、王者の勅使河原弘晶(29=輪島功一スポーツ)対挑戦者の大森将平(26=ウォズ)の試合の展開を予想した。16年10月に勅使河原と対戦し、激闘を繰り広げた赤穂は、真夏のサバイバルマッチをどのように見ているのか――。
名勝負を演じた2016年の対戦
かつて勅使河原と拳を交えた赤穂は、「(勅使河原は)独特のタイミングを持っていて、勘と運動神経が良い。自分と試合をした時はタイミングを見計らってカウンターを打ち込んできたが、ここ最近の試合は力ずくで倒している印象」と話すと、「力ずくで攻めていくと大森のペースになるではないか。逆にいかなければタイミングの良さを持っているのでカウンターを当てると思う。ただ、大森はサウスポーだから勝ち予想となると難しい」と勝負の行方は決めかねていた。
野性と知性の戦いになる
大森の試合は元WBO世界バンタム級王者マーロン・タパレス(フィリピン)との2戦とロッキー・フェンテス(フィリピン)戦を見たという赤穂は、「タパレス戦だけを見たら打たれ脆いなと思うけど、フェンテス戦は強いなと感じた。パンチは固いと思う。勅使河原がいくのか待つのか、出方による。ただ、チャンピオンは勅使河原だから選択肢は彼にある」と語った。
愛犬ルーチェとのツーショット
8日の試合は「面白そうだから」という理由で会場で観戦予定。同じスーパーバンタム級のライバルとして勝者と戦いたいかという問いに対し、「特に興味はないですね」と対戦には乗り気ではないようだ。