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英国・ロンドンのO2アリーナで開催されたヘビー級12回戦は急遽、WBC(世界ボクシング評議会)ヘビー級暫定王座決定戦として開催。同級1位ディリアン・ホワイティ(英国)と、同級10位オスカル・リバス(コロンビア)による対戦で空位の暫定王座が競われた。
ホワイティ、ダウンを跳ね返し判定勝利
前日計量で117.4kgをマークしたホワイティと108.6kgだったリバス。約9kg差以上の体格差をみせるホワイティは序盤を慎重に進めると、リバスは手数を出していった。中盤もパンチを交換し合う両者だったが、迎えた9回、リバスが右アッパーから左フックを当てるとホワイティがダウン。追撃のリバスをかわしたホワイティはその後、有効打を浴びせて続く中盤を優位に進めた。そうして最終回をホワイティが無理に攻め込まず試合終了。ホワイティが3-0(115-112×2、116-111)で判定勝利。暫定の新王者となった。初の世界タイトルを獲得したホワイティの戦績は27戦26勝(18KO)1敗、敗れたリバスも27戦26勝(18KO)1敗と全く同じ戦績となった。