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今月6日と7日に名古屋工学院専門学校第3体育館で行われる「国体兼全日本選手権・愛知県予選会」で2020年東京五輪を想定してアマ初陣に臨むプロボクシング主要4団体(WBA、WBC、IBF、WBO)ミニマム級制覇実績のある高山勝成(名古屋産業大)にとって、県内で2人の大学生がライバルとなる。すでに多くの報道関係者が詰めかける予定で、会場はキャパオーバー必至。選考会では初日の抽選でトーナメントが組まれる。
ロペス・フェリペ
愛知県のフライ級代表を狙う一角で、関西学生リーグ2部優秀賞の実績を持つロペス・フェリペ(立命館大)は高山について「意識はもちろんしている。強い元世界チャンピオンと戦えるのは楽しみだし、練習してきたことを発揮して優勝まで勝ち進んでいきたい」と意欲的なコメントを寄せた。
藤原幹也
そのロペスに毎度勝っている藤原幹也(中央大)は、関東大学リーグの1部の試合にも出場しており、高校時代にインターハイ・ベスト8。「大学に入ってから全国大会で勝てなかったが、プロ世界チャンピオンに勝てばボクサー生活の財産になる。就職活動も終わっているので、ベストコンディションで臨むつもり」と執念を示した。