五輪も制覇へ!高山勝成が好調アピール

　世界4団体制覇王者で2020年東京五輪を目指している高山勝成(36=名古屋産業大学)が24日、大阪市内のジムで公開練習を行った。「五輪用のグローブに慣れるのに戸惑いはありましたけど、今は大丈夫。テンポを3分3ラウンドに合わせることもできています」と順調な調整をアピールした高山は、7月6日(土)に名古屋工学院専門学校高等課程第3体育館で行われる『国体兼全日本選手権愛知県予選会』でアマ第1戦に臨む。

　練習前に取材に応じた高山は「東京オリンピックを目指して2年、ようやく予選試合まで来ました。それまでに支えてくださった方々に感謝しながら勝ち続けて最終的にはメダルを獲りたいと思います」と改めてメダル奪取に決意を語った。

　プロ時代から苦楽を共にしている中出博啓トレーナーは「高校野球でいうなら甲子園を目指す地方予選が始まるイメージですね。ここから長い道のりがありますが、(五輪の)決勝が行われる両国国技館の最後の試合でメダルを獲るまで勝ち続けたいと思います」と意気込んだ。