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元世界スーパーバンタム級統一王者のギジェルモ・リゴンドー(キューバ)のPBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)の契約第2戦目が、23日(日本時間24日)ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・リゾート&カジノで開催された。メインでは前WBC(世界ボクシング評議会)スーパーウェルター級王者のジャーメル・チャーロ(米国)の再起戦
も決行。米国地上波FOXが全米に向け中継を行った。
も決行。米国地上波FOXが全米に向け中継を行った。
左一撃で決めた
リゴンドーとWBC同級1位のフリオ・セハ(メキシコ)によるWBC(世界ボクシング評議会)スーパーバンタム級挑戦者決定戦。初回はプレッシャーをかけるセハに、リゴンドーはいつものサウスポースタイルで迎える静かな立ち上がり。2回にリゴンドーの左アッパーの低打でレフェリーの注意が入った後、セハが左フックで膝を揺らせた。その後もセハは積極的に前に出て、リゴンドーは左アッパーで迎え撃った。セハのインファイトがリゴンドーを押し込む印象で終盤に入っていったが8回、何度も注意が入っていたローブローに対し、両選手に減点1を課された。しかしラウンドの終盤、リゴンドーが左フックをカウンターで打ち抜くと、アゴに喰らったセハは尻から倒れこむダウン。ダメージを考察したレフェリーはストップをかけ、リゴンドーの8回2分29秒TKO勝ちとなった。WBC同級挑戦者となったリゴンドーの戦績は21戦19勝(13KO)1敗1無効試合、一方、善戦するも止められたことに不満を見せたセハは36戦32勝(28KO)4敗となった。
チャーロが豪快KOで再起
怪我でチャーロとのダイレクトリマッチが延期となった、現WBC世界スーパーウェルター級王者トニー・ハリソン(米国)もリングサイドで観戦する中で始まった初回。3週間前に代役となったオーソドックスのホルヘ・コタ(メキシコ)がサウスポースタイルで攻めていくと、チャーロは打ち終わりを狙う静かな展開となった。しかし、3回にチャーロの強打が炸裂し、右フックで強烈なダウンを奪う。ダメージをみせるもなんとか立ち上がったコタだったが、再開後にジャブからの右ストレートを打ち抜かれ背中から倒れると、レフェリーはカウントなしのストップ。チャーロが3回2分14秒で豪快なKO勝利で再起戦を飾った。ハリソンへのリベンジを改めて誓ったチャーロの戦績は33戦32勝(16KO)1敗、敗れたコタは32戦28勝(25KO)4敗とした。