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WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者の拳四朗(BMB)とWBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級1位の久田哲也(ハラダ)が19日に幕張メッセイベントホールで開催されたWBA世界同級タイトルマッチ、スーパー王者の京口紘人(25=ワタナベ)対同級10位タナワット・ナコーン(26=タイ)を観戦。京口の対抗王者として統一戦が期待される拳四朗と、ランキング1位で京口への挑戦の可能性もある久田はこの試合をどのように見たのか――。
統一戦がしたい
リングサイドで試合を見終えた拳四朗は、「思っていた以上に相手の選手がタフだった。序盤ですぐに終わるかなと思っていたが、ちょっとヒヤヒヤした場面もあった。プレッシャーで押し切ったと思う。ちょっと狙い過ぎていて力んでいたが圧勝だったので良かったと思う」と感想を語った。
久しぶりに京口の試合を観戦したという拳四朗は、「他のベルトも欲しいので是非とも対戦したい」と王座統一戦に前向きな姿勢を見せた。
久しぶりに京口の試合を観戦したという拳四朗は、「他のベルトも欲しいので是非とも対戦したい」と王座統一戦に前向きな姿勢を見せた。
この日のために大阪から上京
続けて久田は、「京口選手らしい打たせずに強いボディブロー、角度をつけたアッパーが素晴らしかった。ただ、相手の柔らかい上体の使い方、時折打ってくる左ストレートを少しもらっていたのでヒヤッとするところもあったが、冷静にプレッシャーをかけて当てていた」と京口の実力を評価した。
久田との対決も面白い!
もし、対戦したらという問いに「接近戦からの連打はすごいが、僕も接近戦で倒してきているのでスリリングな試合になると思う。時折もらっていたパンチを僕も当てられる自信があるので、チャンスはある」と日本人対決に胸を躍らせていた。