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19日(水)に幕張メッセイベントホールでWBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(25=ワタナベ)に挑む、同級10位タナワット・ナコーン(26=タイ)が16日、都内のジムで練習を公開。11戦全勝(5KO)で世界初挑戦のチャンスを掴んだタイの新鋭は、「エキサイティングな試合をしてベルトをタイに持ち帰る」と意気込んだ。
3カ月間集中してトレーニングを積んだ
タナワットはムエタイで200戦170勝以上の戦績を挙げ、これまでWBCアジア・ミニマム級王座、OPBF東洋太平洋シルバー・ライトフライ級王座を獲得した技巧派のサウスポー。会見では通訳を交え、「3カ月間で150ラウンドのスパーリングを重ねてきた。同門のWBA世界ミニマム級王者ノックアウトCPフレッシュマートともやってきたよ」と明かし、万全のコンディションをアピールした。
トレーナーのチャチャイ氏と
続けて京口については「何度も映像を見たが、とても強くパワフルなファイター」とその印象を語り、「どんな展開になるかは分からないが、余計なことを考えずに面白い試合を見せたい。勝つ自信はある」と拳を固めた。
ムエタイ仕込みの右フックが武器
その後練習に移ったタナワットは、ロープ、シャドーで体を温めると、元WBC世界フライ級王者でトレーナーのチャチャイ・サーサクン氏とのミット打ちを披露。ムエタイ仕込みの鋭い右フック、緩急をつけたワンツーで快音を響かせた。仕上がりはよく、ボクシングでのダウン経験はないとも話した全勝のタイ人。京口のボディに耐えられるようなら善戦が期待できそうだ。
たっぷりと汗を流したが減量も順調
この試合は、動画配信サービス「Paravi」で完全ライブ配信、テレビは6月24日(月)深夜2時7分よりTBSで放送される。