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いよいよ10日後の19日(水)に迫った、井岡一翔(30=Reason大貴)が日本人男子初の4階級制覇に挑むWBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級王座決定戦。このリングを彩るラウンドガールの公開オーディションが9日、試合会場となる幕張メッセ・イベントホール近くのショッピングモールで行われ、一次審査を通過した7名から2名が選ばれた。
観戦チケットの抽選会も行われた
休日の昼過ぎとあって多くの買い物客で賑わう屋外のイベントスペースで始まったオーディションは、ウォーキング、ミニゲーム、審査員の元WBC世界フライ級王者でタレントの内藤大助氏とのミット打ち指導などで、それぞれの魅力を存分にアピールした。
彼女たちのほとんどがラウンドガール未経験
そして内藤氏、ファッションプロデューサーのしげるちゃん、井岡が所属するreasonao大貴ジム瀬端幸男会長、また一般投票により、三重県出身の岡田佑里乃さん(20)と千葉県出身の吉元さくらさん(19)が栄えある世界戦のラウンドガールに決定。瀬端会長より「凄い舞台に立つことになるが、頑張ってください」とエールが送られた。
グローブをはめたことのない彼女たちを内藤氏が指導
また、内藤氏は試合のみどころについて、「井岡選手には勝って4階級制覇を達成してほしいが、対戦相手のアストン・パリクテ(28=比)はパンチがあり相当に強い。アウェイなので好戦的に攻めてくるはず。井岡選手がきっちり捌くなりできれば…」と、井岡にとって厳しい試合になると予想。その上で「どっちが勝かは正直分からないが、高いレベルの技術戦を見てもらいたい。僕も試合が楽しみ」と期待した。
左:吉元さんと右:岡田さんが世界戦を盛り上げる!
最多投票を集めた岡田さんは「7人の中から選ばれてとても光栄です。初めてのラウンドガールですが、井岡さんの試合を精一杯応援します」と笑顔で語り、吉元さんは「私もラウンドガールをしたことはありませんが、持ち前の明るさで会場を盛り上げます」と瞳を輝かせた。岡田さんと吉元さんは試合当日のほか、来週13日に渋谷109で行われる調印式&フェイスオフ、18日の前日計量にも参加し花を添える。
審査員と記念撮影
なお、試合は当日TBS系列で午後9時から全国生中継、動画配信サービス「Paravi」では同じリングで行われるWBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(25=ワタナベ)の初防衛戦、OPBF東洋太平洋女子バンタム級、日本女子同級王者の吉田実代(31=EBISU K'S BOX)が出場するWBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦を含め完全ライブ配信される。