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7月20日(日本時間21日)に米国・ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催されるWBA(世界ボクシング協会)ウェルター級王座統一戦。正規王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)vsスーパー王者のキース・サーマン(米国)のアンダーカードを、PBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)が6日に発表した。注目はバンタム級10回戦で行われる元WBC(世界ボクシング評議会)同級王者ルイス・ネリ(メキシコ)vs元WBA同級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)のサバイバル戦だ。
ネリvsパヤノ
ネリは昨年3月の山中慎介(帝拳→引退)戦でのタイトル剥奪から、同年10月に再起。3連勝を飾るとWBCランキングも1位に返り咲き、再び世界タイトル射程距離に入ってきた。一方のパヤノは昨年10月にWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)バンタム級初戦で井上尚弥(大橋)に初回KO負けを喫した後、再起戦を今年3月に行い判定勝利した。バンタム級世界戦線で最も重要な生き残り戦となるこの試合は、米国で地上波テレビ局FOXによるPPV(課金視聴)放送で全米に中継される。
フィゲロアvsウガス、リピネッツvsモリナ
さらに発表されたカードでは、元WBC世界ライト級王者オマール・フィゲロア(米国)がWBCウェルター級5位のヨルデニス・ウガス(キューバ)とウェルター級12回戦で対戦する。今年2月に1年半ぶりのリングで判定勝利を収めたフィゲロアに対し、ウガスにとっては今年3月のショーン・ポーター(米国)の持つWBC世界同級タイトル挑戦敗戦後のカムバックとなる。そして元IBF(国際ボクシング連盟)ウェルター級王者セルゲイ・リピネッツ(ロシア)と、ジョン・モリナによるウェルター級12回戦も組まれた。