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元WBO(世界ボクシング機構)バンタム級、元WBC(世界ボクシング評議会)フェザー級王者のジョニー・ゴンサレス(メキシコ)が18日(日本時間19日)にメキシコ・コウリラ州サルテーヨで元世界ランカーのラファエル・エルナンデス(ベネズエラ)と空位のWBC中南米スーパーフェザー級王座を争った。
破壊力は健在
2回に連打でダウンを奪ったゴンサレスだが、サウスポーのエルナンデスに苦戦。5回にエルナンデスの左ストレートを浴びて腰を落としたが、左ボディを突き刺し10カウントを聞かせた。元世界王者のトマス・ロハス(メキシコ)に敗れて以来の再起戦を勝利したゴンサレスは78戦67勝(55KO)11敗、エルナンデスは46戦30勝(24KO)12敗3分1ノーコンテストとなった。
左:コルドバが殊勲の勝利
同日、メキシコシティでは元WBC世界フライ級王者でかつて比嘉大吾(白井・具志堅)と拳を交えたファン・エルナンデス(メキシコ)がスーパーフライ級8回戦でホセ・コルドバ(メキシコ)と対戦した。初回からエルナンデスが足を使い快調な滑り出しを見せると、2回には左フックで効かせてロープに詰めて連打で攻勢。しかし、コルドバのカウンターの左フックを食らいダウンを喫した。挽回したいエルナンデスは続く回にワンツーでお返しのダウンをゲット。その後はコルドバがプレッシャーをかけ続けてダメージを与えると6回終了時にエルナンデス陣営が棄権を申し出た。手痛い敗戦となったエルナンデスは39戦35勝(26KO)4敗、一方、世界ランカーを破った24歳のコルドバは15戦9勝(2KO)4敗2分。
左:マルティネス 右:オルティス
WBA(世界ボクシング協会)女子ミニマム級王者のアナベル・オルティス(メキシコ)はノンタイトル戦でバーバラ・マルティネス(メキシコ)と対戦。試合巧者のオルティスが序盤から圧倒するとマルティネスに実力の差を見せつけて判定勝ちした。オルティスは32戦29勝(4KO)3敗、一方のマルティネスは11戦3勝7敗1分とした。