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OPBF東洋太平洋バンタム級王者の栗原慶太(一力)があす10日、後楽園ホールで開催される「A-sign.Bee20〜大和魂」のメインイベントで同級9位ワルリト・パレナス(森岡)を迎え、初防衛戦に臨む。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、8年前のスパーリング以来となる再会をはたした。
最高の準備ができた
先に秤に上がった栗原は、バンタム級リミットの53.5kgでクリア。「相変わらず良い人そう」とパレナスを見て話し、「死ぬ気でベルトを獲りにくると思うが、気持ちで負けたくはない」と決意した。昨年12月の決定戦では試合運びとスタミナに課題が見えたが、栗原は「後半を考えているようだと危ない。前半からいって、後半に入ったとしても気合いで乗り切る」とキャリア不足は気持ちでカバーする覚悟。「理想は前半決着。夢の中でも倒してきた。スリルのある戦いを楽しめば結果はついてくる」と拳を握った。
バンタム級の方が元気とパレナス
一方、今回の挑戦をラストチャンスと捉える世界挑戦経験者の古豪パレナスは、階級を上げての挑戦に「パワーを活かせる」と自信を示し、「栗原はパンチのある選手だが、私も動きを止めない練習をしてきた。フィリピンで応援してくれる家族のためにもベルトを獲る」と誓った。