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米国ルイジアナ州ラファイエットのケイジャン・ドームで27日(日本時間28日)に開催されるWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)バンタム級準決勝は、WBA世界バンタム級スーパー&WBC世界同級ダイヤモンド王者ノニト・ドネア(フィリピン)と、WBO(世界ボクシング機構)同級王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)で行われる予定であった。しかし、テテが右肩の負傷により試合をキャンセル。アンダーカードで出場が決まっていたWBA同級5位のステファン・ヤング(米国)が代役を務めることが24日(日本時間25日)WBSSから正式発表、米国メディアは一斉に報じた。
メイウェザー・シニアのもとで調整していたテテ
ラスベガスで最終調整を行っていたテテは、フロイド・メイウェザーJr(米国)の実父でありトレーナーとしても実績を持つフロイド・メイウェザー・シニアに師事していた。そんなテテが肩に痛みを感じたのはファイト・ウィークに入った月曜のミット打ちの際だった。しかし、その後も痛みが引くことはなくドクターに診てもらったところで腱鞘炎の診断を受け、治療を試みるも回復することはなく今回のキャンセルを決断したと、メディアに語った。
代役に抜擢されたステファン・ヤング
テテの負傷離脱により大役が回って来たミズーリ州セントルイス出身のヤングは、現在22戦18勝(7KO)1敗3分の戦績を残しているサウスポー。昨年3月にWBA世界バンタム級王座決定戦をレイマート・ガバリョ(フィリピン)と争うも、3-0の判定負けで世界初挑戦は失敗に終わった。その後、同年10月にウィルナー・ソト(コロンビア)を相手に判定勝利で再起に成功。今回はトーナメントの控え選手として当日のアンダーカードに出場予定だったが急遽代役として準決勝に出場し、ドネアの保持するWBAスーパー、WBCダイヤモンドの2冠挑戦として行うビッグチャンスを得ることとなった。