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[世界戦発表会見]2019.4.12

久保隼は中国で世界王座奪回を狙う

 今年1月に中国史上3人目のプロボクシング世界王者となったシュー・ツァン(25=中国)の初防衛戦の相手が、元WBA世界スーパーバンタム級王者で現WBAフェザー級10位の久保隼(29=真正)に決まった。12日の日本時間16時から北京で行われた発表会見に久保も出席した。開催はシューの地元である中国・江西省の撫州市内。
久保に大きなチャンスが訪れた。
 会見会場はこの興行のプロモーターであり、シューらを中国プロボクシングの黎明期から育ててきたリウ・ガン氏が創設して間もないM23ジム。日本資本のホテル地下1階に存在した。ここで久保は「2週間前にオファーがあった時に、イエスと即答した。目の前にベルトが見えて燃えているので、来月には日本に持ち帰りたい」とまさに挑戦的なコメントを現地関係者らにアピールした。シューの印象については「真面目そうだし、試合では気持ちで戦うチャンピオン。あとは、背が高いですね」と語った。
シューは久保の経験を警戒
  シューは1月26日に米国ヒューストンでWBA世界フェザー級王者ヘスス・ロハス(プエルトリコ)を破って以来の初防衛戦。「久保は元王者で経験的にも私より上回っているし、長身でやりにくいサウスポーだと思った。ただ、やっと手に入れた世界王座なので、できるだけ長くここに君臨していたいと思っている」と凱旋試合にも委縮した様子はなかった。
試合は5月26日、中国
 会見では会場の発表まではなかった。

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