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日本人初のウェルター級世界王者を目指す、IBF(国際ボクシング連盟)ウェルター級5位の小原佳太(32=三迫)が、今月30日に米国フィラデルフィアで行われる同級4位のクドラティーリョ・アブドカクロフ(25=ウズベキスタン)とのIBF同級挑戦者決定戦に向け、25日に日本を出発した。
スーツケースの1/3は食材が占めている
成田空港で取材に応じた小原は、フィラデルフィアが舞台の映画「ロッキー」シリーズを昨日初めて見たと明かし、「僕の理想とするボクシング像ではないが、根底にある打ち勝つ部分は一緒。現地で走ることを楽しみにしている」と笑顔。体調に関しては「今までにない緊張感からか1週間前に初めてヘルペスに罹ったが、今は体重を含めてバッチリ。前回のマイアミでの挑戦者決定戦よりもピリピリはしていない」と余裕を感じさせた。
自分のボクシングを試す
15戦15勝(9KO)の戦績を誇るアマチュア出身のアブドカクロフについては、「新しい映像を見つけ、左ボディが以前と変わっていたように思うのでそこを気をつけたい」とし、「帰りの飛行機が試合翌日の朝7時と余裕がない。日本に来るフィリピン人選手の気持ちが分かる」とボヤいたが、気を引き締め「自分のボクシングがどこまで通用するのか挑戦してくる。通用しなかったら相撃ちしてでも噛みつくまで。勝ちに行きます」と挑戦権獲得を誓った。