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22日に発売された日本ボクシング連盟・前会長、山根明氏の自叙伝『男 山根「無冠の帝王」半世紀』の発売記念トークイベント『サイン&撮影&“男気注入”会』が、昨日16時から、東京・神保町の書店で開催された。同氏に関する騒動の余韻が競技内では「未解決感」を残してきた一方で、一般的にはさながら「エンタメ化」。そんな現象にも後押しされ、この日も全国からファンが多く駆けつけた。自叙伝は発売から間もなく1万部が売れ、すでに増刷を決めているとのこと。
奈良出身選手の中嶋兄弟に囲まれる
イベント開始前には、7階の会場に向け、3階下まで階段に行列がつくられ、山根氏はいざトークで半生を振り返り始めると、いきなり涙を見せる場面もあった。感極まった理由の一つは「誰が来るんやろうと思いながら大阪で新幹線に乗ったから」とのことだが、実際には参加券が完売。また、今まで「兄弟分」とも言ってきたウズベキスタンのガフール・ラヒモフ氏がAIBA(国際ボクシング協会)の会長から退く意向を示した報道については「疑惑はあるかもしれないが、心底からボクシングが好きな人でもあるのはたしか」と同情の言葉も口にした。