試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
WBC(世界ボクシング評議会)フライ級指名挑戦者決定戦が23日(日本時間24日)、メキシコ・メキシコ州メテペックで開催され、同級1位のアンドリュー・セルビー(30=英国)と同級2位のフリオ・セサール・マルチネス(24=メキシコ)が挑戦権を争った。標高2610メートルの高地で行われた一戦、勝利の勝ち名乗りを受けたのは――。
マルチネスが逆転勝利
超満員で膨れ上がった試合は、セルビーが身長差を活かしてジャブからワンツーを決めると、スイッチして左ストレートを好打。対するマルチネスは距離を詰めて左フックを振り回し対抗した。序盤はセルビーが距離をキープし主導権を支配したが、3回に偶然のバッティングで左目上をカット。5回、動きが落ちたセルビーにマルチネスは左右フックで襲い掛かると、左ボディを決めてダウンを先取。そのままカウントアウトとなり逆転KO勝ちでマルチネスが挑戦権を獲得した。
普段から高地で試合をしているマルチネスは、5回から圧力を強める作戦でそれが見事にハマったようだ。王者チャーリー・エドワーズ(英国)へ挑戦することが決まったマルチネスは15戦14勝(11KO)1敗、一方、敵地で初黒星を喫したセルビーは12戦11勝(6KO)1敗。
普段から高地で試合をしているマルチネスは、5回から圧力を強める作戦でそれが見事にハマったようだ。王者チャーリー・エドワーズ(英国)へ挑戦することが決まったマルチネスは15戦14勝(11KO)1敗、一方、敵地で初黒星を喫したセルビーは12戦11勝(6KO)1敗。
左:ブランコ 右:ローマン
メキシコ・チワワ州シウダフアレスではWBC世界スーパーフェザー級4位のミゲール・ローマン(33=メキシコ)がラミロ・ブランコ(23=ニカラグア)と復帰戦を行った。
再び世界を目指すローマン
初回からローマンがロープに詰めて連打で攻勢。ローマンが最後まで攻撃の手を緩めず試合終了のゴングとなった。ブランコの驚異的なタフネスぶりにKOを逃すもローマンが大差判定勝ちした。昨年11月にWBC王者のミゲール・ベルチェルト(メキシコ)に挑戦して以来の再起戦を勝利したローマンは戦績を74戦61勝(47KO)13敗、ブランコは26戦18勝(10KO)5敗3分。