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日本ミドル級タイトルマッチの前日計量が1日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、王者の竹迫司登(27=ワールドスポーツ)と指名挑戦者で同級1位の加藤収ニ(28=中野サイトウ)は、ともに200gアンダーの72.3kgで一発クリアした。試合は2日に後楽園ホールで開催される「第582回ダイナミックグローブ」のメインイベントで行われ、4日の22時から日テレG+で録画中継される。
2018年間新鋭賞にも輝いた竹迫
昨年3月のチャンピオンカーニバルで前王者の西田光(川崎新田)を初回TKOで破り王座と大会MVPを獲得した竹迫は、11月には元日本王者の佐々木左之介(ワタナベ)を2回TKOで退け、初防衛に成功した。ここまで10戦全勝10KOのパーフェクトレコードを更新中で今回が2度目の防衛戦となる。
今年は世界に駒を進める
「良い感じに仕上がっている」と計量後に笑顔を見せた竹迫は、サウスポーの加藤について「サウスポーは6月のノンタイトル戦でも苦戦したので、詰め方、足の運びなどしっかりと対策を練ってきた」と話し、「力を示し、インパクトのある倒し方で世界をアピールしたい。強い気持ちで挑んでくる相手を潰し、2年連続のMVPを狙う」と誓った。
明日は350人の応援団が味方する
対し、11月の挑戦者決定戦で西田にアップセットを起こし8連勝(5KO)中と好調なサウスポー加藤は、取材陣に囲まれ少し緊張した様子だったが、「強いチャンピオンに挑戦できることにワクワクしている。自分の力がどこまで通用するのか――。竹迫選手に勝てば先が見える」と力強くコメント。初のタイトル挑戦でアップセットを狙うべく、「不利と言われるほど燃えてくるので覆したい。西田戦のように作戦を遂行し、勝って人生を変える」と気合いを入れた。