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WBC(世界ボクシング評議会)世界バンタム級王座を10度防衛した長谷川穂積(真正→引退)がスーパーバンタム級のリングで迎えた現役ラストマッチで世界3階級制覇を達成した時に対峙したウーゴ・ルイス(メキシコ)とアルベルト・ゲバラ(メキシコ)が対戦した。そのゲバラは、長谷川氏が転級した後にWBC世界バンタム級王座を12度防衛した山中慎介(帝拳→引退)に挑戦した経験を持つ実力者。この試合は、本来ルイスが対戦する予定だったWBA(世界ボクシング協会)世界フェザー級暫定王者のジャック・テポラ(比)が前日計量で2.4キロオーバーしたため、急きょ組み直されたカードだ。
井上拓真が対決するのはウバーリ
日本のボクシングファンと関係者が注目したのは、この試合だけではない。昨年末に念願の初戴冠を果たしたWBC世界バンタム級暫定チャンピオン井上拓真(大橋)と王座統一戦で対決することとなる正規王者決定戦も行われた。
運命のいたずらか? 平成の大チャンピオン達が繋いだバンタム級の緑のベルトの物語の続きが始まりそうな気配がしてきた。
運命のいたずらか? 平成の大チャンピオン達が繋いだバンタム級の緑のベルトの物語の続きが始まりそうな気配がしてきた。