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英国・ロンドンのO2アリーナで22日(日本時間23日)開催されたWBC(世界ボクシング評議会)ヘビー級シルバー&WBO(世界ボクシング機構)同級インターナショナルタイトルマッチ。王者のWBC同級1位ディリアン・ホワイティ(英国)に、WBC同級9位デリック・チゾラ(英国)が挑戦者として挑んだ2年ぶりの再戦。さらにWBC世界フライ級タイトルマッチ、王者クリストファー・ロサレス(ニカラグア)が、挑戦者WBC同級13位のチャーリー・エドワーズ(英国)を相手に2度目の防衛戦を行った。
ホワイティ、左1発!
序盤、雪辱に燃える挑戦者チゾラは連打で襲いかかると強烈なボディを見舞った、ホワイティはジャブを放ちながら右強打で迎え撃つ。打撃戦が増えてきた中盤は徐々にホワイティが的確なパンチを打ち込むと、終盤にはペースを確実にたぐり寄せていった。そうして迎えた11回、ホワイティは顎に左フックを打ち込むと、チゾラは激しく倒れ試合終了。ホワイティの11回1分56秒KO勝利となった。世界ヘビー級統一王者アンソニー・ジョシュア(英国)戦が近づいた、ホワイティの戦績は26戦25勝(18KO)1敗。序盤の勢いを保てず返り討ちとなったチゾラは38戦29勝(21KO)9敗となった。
ロサレス落城!判定でエドワーズが新王者!
英国での連続防衛戦となった王者ロサレスは積極的に攻め込むと、挑戦者のエドワーズは的確にパンチを返しクリーンヒットを奪って序盤を進めていく。中盤に入るとロサレスはさらにプレッシャーをかけてダメージを徐々に与えるも、終盤に再び息を吹き返したエドワーズが流れを離さず終了のゴング。3-0(118-110、117-111、116-112)の判定でエドワーズが新王者となった。自国での初挑戦を実らせたエドワーズの戦績は15戦14勝(6KO)1敗、今年4月に日本で比嘉大吾(白井・具志堅)から奪った同タイトルのV2がならなかったロサレスは32戦28勝(19KO)4敗とした。