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日本スーパーウェルター級王座統一戦の前日計量が19日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、正規王者の新藤寛之(32=宮田)と暫定王者の渡部あきのり(33=角海老宝石)が会場に姿を現した。試合は20日の「DANGAN219」のメインイベントにセットされている。
サウスポー同士の対決は4戦全勝
約8ヶ月ぶりのリングとなる新藤はリミットちょうどの69.8kgでクリア。やれるだけのことはしてきたと語った新藤は、「明日は自分にとって大きな一戦になる。絶対に負けられない」とコメント。ウェルター級王座時代は初防衛に失敗しているだけにベルトを守る気持ちは強い。
相手の渡部は高校の1学年上の先輩になるが、「名前のある、あきのり選手に勝って評価を上げたい。明日は誰が見てもわかる決着をつけたい」とKO防衛に自信を示した。
相手の渡部は高校の1学年上の先輩になるが、「名前のある、あきのり選手に勝って評価を上げたい。明日は誰が見てもわかる決着をつけたい」とKO防衛に自信を示した。
コンディションも万全
一方の渡部もリミットちょうどの69.8kgを測定した。計量後に目を合わせなかった新藤とは対照的に、ギロリと鋭い眼光を放った渡部は、「相手のピリピリした雰囲気が伝わった。後輩だからやりにくいがプロなので明日はしっかり勝つ」と意気込むと、「初回KOでも負傷判定でも良い、内容を問わずとにかく勝つ」と拳を握った。計量後は「会長の思いが詰まっていて最高に美味しい。弱った胃にパワーを漲らせてくれる」という鈴木眞吾会長特製のおじやを口にし体力を回復させる。