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[月間賞]2018.12.13

10月MVPの勅使河原弘晶「僕のスター性はこれから」

 東日本ボクシング協会選出の10月度月間賞の表彰式が13日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」で行われ、最優秀選手賞に輝いたOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の勅使河原弘晶(輪島功一スポーツ)、敢闘賞のOPBFスーパーライト級15位、日本同級6位の永田大士(三迫)がリングに上がり、受賞の喜びと今後の抱負を語った。なお今回の新鋭賞は該当者なしだった。

元気よく挨拶した元自衛官
 永田は10月11日のOPBFスーパーライト級タイトルマッチで、王者の内藤律樹(E&Jカシアス)に判定負けを喫したが、内藤からダウンを奪うなど善戦したことが評価されての受賞。元気よく名乗りを上げ挨拶した永田は、「初のタイトル戦に負けてしまいましたが、このような賞を頂きとても光栄です。来年はチャンピオンになります」と大望を抱いた。
ど派手なバナナ柄ジャケットを着た勅使河原
 また、MVPの勅使河原は同じく11日のOPBFスーパーバンタム級王座決定戦で、同級9位のグレン・サミンギット(比)を5回に右アッパーでノックアウトし、WBOアジアパシフック・バンタム級王座に続くアジア2階級制覇を達成。バナナ柄のジャケットを着て登場した勅使河原は、フィリピン合宿中にも関わらずこの表彰式のために一時帰国したとアナウンスされ、「MVPは凄く嬉しいが、パンチをもらいすぎたのか、表彰式を忘れ、朝までフィリピンにいました」と茶目っ気たっぷりに話し、会場の笑いを誘った。続けて2月14日に後楽園ホールで指名試合となる初防衛戦を予定していると明かし、「最強の挑戦者だろうがKOで勝ってこのリングに寝かします」と3戦連続のKO勝利を予告。「今はまだ名前を知られていないが、僕のスター性はこれから。世界チャンピオンになった時にはメロンのジャケットを着て挨拶に立ちます」と庶民派のバナナから高級メロンへの飛躍を誓った。

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