ボクシングモバイルニュース

試合日程

試合結果

動画ニュース

ランキング

選手検索
[試合後会見]2018.12.9

日本ウェルター級王座戦は壮絶KO決着!

 日本ウェルター級王者の矢田良太(29=グリーンツダ)が9日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館 第2競技場)で開催された「CRASH BOXING.16」のメインイベントで同級10位の藤中周作(32=金子)を迎えて2度目の防衛戦に臨んだ。2度目の防衛をはたし、ステップアップを目指す矢田と、初の日本王座挑戦を集大成の戦いと位置づける藤中。序盤から互いの意地がぶつかり合った。
矢田が9回TKO勝ち
 試合は初回、挑戦者が圧力をかけ右のオーバーハンドで先制すると、後手に回った王者もラウンド終盤には鋭い踏み込みから右ストレートを伸ばし対抗。すると3回に矢田の渾身の左フックが決まり、藤中がダウン。立ち上がってきたところをさらに右フックを叩きつけダメージを与えた。藤中も4回は立ち直り積極的に攻めたが、矢田の右ストレートがジャッジに優勢を印象づけ、前半終了時の公開採点は48-46×2、49-45×1とチャンピオンがリードした。
 中盤は距離を詰めワンツーから攻め立てる藤中に対し、矢田は右アッパーを突き上げると右フックを強振。8回は、藤中が右フックでのけぞらせショートアッパーで動きを止めたが、矢田もフィジカルの強さを活かしワンツーで対抗。続く9回も矢田が左フックでグラつかせ、連打で猛攻をかけた。ここでも驚異的な粘りを見せた藤中だったが、最後はダメージを重く見たレフェリーが抱きかかえた。
遠藤要一トレーナーとニッコリ
 KO勝ちでV2防衛に成功した矢田は、「ダウンを奪ったが、スタミナに自信があったので焦らずに攻めていくことを心がけた。最後に倒し、会長の期待に応えることができて良かった。距離を取りながら倒す大人のボクシングを見せることができて良かった」と喜び、次戦に向け「(同級1位の)永野選手は九州で別府選手の強打に臆することなく打ち勝ってきたので強い相手だが、判定勝ちするつもりはない」とキッパリと言い切った。
本石昌也会長
 また、本石昌也会長は「長いラウンドを戦わせたかったのでそこは良かったと思う。防衛戦を優先させたいが、志の高い選手なのでチャンスがあれば上のベルトを狙わせたい」とステップを見据えた。
調子は良かったと藤中
 一方、昨年のOPBF東洋太平洋同級王座挑戦に続く、2年連続のチャンスを活かすことができなかった藤中は、「互いにチャンスはあったと思うが、パンチをまとめる差が出た。相手は思っていたよりパンチはなかったが、3ラウンドの左フックは効いた。調子が良くて1〜2ラウンドはイケると思ったが…。結果は残念だったが内容的には満足している。この試合に懸けていたので今後のことは考えられない」と肩を落とした。
採点表

試合日程

試合結果

トーナメント

ランキング

選手検索

TV・ネット欄

王者一覧

タイトル戦

階級別特集

インタビュー

有料試合動画

データマニア

待受写真

全国ジム検索

注目選手

海外試合日程

海外試合結果

海外選手検索

海外注目戦

海外情報

基礎知識

ボクモバ投票

勝ちメシ

レッスン

ボクモバ占い
ボクモバトップページへ戻る