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OPBF東洋太平洋女子アトム級王座決定戦が1日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で行われ、同級4位の慶美奈代(真正)と同級3位の松田恵里(TEAM10COUNT)が初の王座獲得を目指し、初回から激しいペース争いを繰り広げた。
テクニックで上回った松田
慶が飛び込んで右フックをヒットさせれば、サウスポーの松田も距離を取ってはワンツーを返し、4回に左ストレートをカウンターで決めて先制のダウンを奪った。劣勢の慶は手数を増やして反撃を試みるが、松田は左を合わせてペースを渡さず。最終8回も松田が左ストレートでグラつかせ、3者ともに7ポイント差の判定勝ちで王座を獲得した。
無我夢中だった!
プロ2戦目で見事OPBF王座を獲得した松田は、「何がなんだかわからないうちに終わったので、どんなボクシングをしたかあんまり覚えてないです。どうにか、勝つことができました」と声を弾ませ、「春にまた試合できるようなので、世界を目指して頑張ります」とさらなり飛躍を誓った。
早くも春にタイトル戦を行うと明かした鳥海会長
また、松田を指導する鳥海純会長は、「ジムを始めて9年でようやくチャンピオンを作ることができました。自分も9年目でベルトを巻いたんですが、29戦かかりましたからね(笑)」と安堵の表情を見せた。
慶は10戦目での王座獲得ならず
一方、敗れた慶は、「捕まえ切れませんでした。技術戦になったら相手に分があると思って、後半しっかり捕まえる予定でしたが、ダメでした」と肩を落とした。。
採点表