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日本女子アトム級タイトルマッチの前日計量が19日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われた。計量を無事にパスした王者の鈴木菜々江(シュウ)と挑戦者で同級2位の青木沙耶香(EBISU K'sBOX)が決戦に向けて意気込みを語った。試合は明日の後楽園ホールで開催される「VICTORIVA」のセミファイナルでセットされている。
ガンガン前に出るだけ
これが2度目の防衛戦となる鈴木は400gアンダーの45.8kgで合格。両者は16年9月に対戦し、この時は青木が3回TKO勝ちしている。リベンジを誓う鈴木は、「ずっと青木さんとやりたいと思っていたので本当にうれしい。私がチャンピオンだが、明日はチャレンジャーの気持ちで戦う」とコメント。鈴木は青木戦以降、引き分けを挟んで6連勝と好調をキープしている。宿敵に雪辱しさらに上のステージを目指す。
形になるものが欲しい
一方、これがタイトル初挑戦の青木はリミットちょうどの46.2kgで秤を降りた。同門の先輩、日本&OPBF女子バンタム級王者の吉田実代がベルトを巻いている姿を見て王者への意欲が沸いたという青木。ジム2人目の王者を狙い、「相手は前に出てくると思うので下がらず気持ちで勝負したい。一度はボクシングを辞めようとした私を引き留めてくれたジムに感謝している。勝って恩返しがしたい」と決意を口にした。