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米国・オクラホマ州オクラホマシティのチェサピーク・エナジー・アリーナで16日(日本時間17日)に開催されたWBO(世界ボクシング機構)Sライト級タイトルマッチ。王者モーリス・フッカー(米国)vsWBO同級1位アレックス・サウセド(メキシコ)の指名戦は両者、ダウン応酬の試合となった。
ダウン応酬の末、王者の防衛!
初回、地元の声援を受けサウセドが被弾を恐れず攻め込むも、王者フッカーは右を効果的に打ち込み対抗。続く2回40秒過ぎにサウセドが右カウンターを決めて倒すも、手数で反撃されラウンドを終える。その後、技術で長けるフッカーが細かいパンチでポイントを抑えると、6回にパンチで左眉をカットさせた。そして迎えた7回、フッカーが攻め込むとサウセドは後退、さらに狙いすました右で腰を落させロープに持たれかけるダウンを奪う。その後の追撃でレフェリーが試合をストップし、王者の7回1分36秒TKO勝利となった。アウェイで初防衛に成功したフッカーの戦績は28戦25勝(17KO)3分、世界初挑戦に失敗をしたサウセドは初黒星、29戦28勝(18KO)1敗となった。
前座で元王者グスマンが初の判定勝利で復帰
アンダーカードでは元IBF(国際ボクシング連盟)Sバンタム級王者だったジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)が約2年ぶりのリングに立った。16年の大晦日、12月1日に復帰戦を行う小國以載(角海老宝石)の挑戦を受けるも、3-0の判定負けで初黒星。Sバンタム級10回戦で約2年ぶりの試合となるグスマンは、ロベルト・カスタネダ(メキシコ)を相手に10回を戦い切り、キャリア初の判定勝利で復活した。グスマンの戦績は24戦23勝(22KO)1敗、カスタネダは35戦23勝(16KO)11敗1分となった。