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WBOアジアパシフィック同級王者の船井龍一(33=ワタナベ)が10日、後楽園ホールで開催された「DANGAN217」のメインイベントに出場。IBF(国際ボクシング連盟)Sフライ級挑戦者決定戦で同級7位のビクター・エマニュエル・オリボ(22=メキシコ)と対戦した。試合は序盤に目の覚めるような展開が待ち受けていた――。
船井が戦慄のKO勝利!
初回はお互いに様子見で静かな立ち上がりとなったが、2回に船井の右ストレートが直撃するとオリボは崩れ落ちるようにダウン。立ち上がったメキシカンを冷静に仕留めた。
過去最高のKO勝ちと喜んだ
世界ランカーを相手に圧勝した船井は、「初回は距離感を測るため様子を見た。意外と距離が遠いと思ったがやりやすかった。2ラウンドに相手のリズムがわかったので、ワンツーを打ったらタイミング良く入った。今日は出来過ぎですね」と笑顔を見せた。
必ず世界王者になります!
キャリア38戦目で世界への切符を掴んだ船井は、「4回戦時代は負けも多かったが、ずっと支えてくれた会長や高橋さん(高橋智明トレーナー)に感謝したいです。この流れで世界を獲りたいです!」とベルト奪取に強く拳を握りしめた。
船井は世界王者になるだろう
一方、船井の強打を浴びてキャンバスに沈んだオリボは、「コンディションは悪くなかった。12ラウンド戦うつもりだったが不意の右をもらって効いてしまった。初回はコントロール出来ていたと思うが、相手の方が良いパンチだった」と船井の実力を認めた。
採点表