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マエストロの異名を持つ技巧派で、日本の中重量級で一時代を築いた元日本Sライト級、OPBF東洋太平洋ウェルター級王者の亀海喜寛(35=帝拳)が6日付けの自身のSNSで引退を発表した。11年から主戦場を米国に移した亀海は、昨年8月にWBO世界Sウェルター級王座決定戦出場のチャンスを掴んだが、ミゲール・コット(プエルトリコ)に判定負けを喫し、世界王座獲得はならず。続く今年8月のノンタイトル戦でグレン・ベンデティ(米)にも判定で敗れ再起に失敗。この試合が最後となった。生涯戦績は34戦27勝(24KO)5敗2分。
昨年8月にはコットと対戦
亀海は引退の理由について自身のブログで「パフォーマンスは向上していましたが、最後の2戦は以前のようにパワーパンチを最後まで打ち続ける事が出来なかった。自分の感覚では別人のようでした。最高のコンディションを作れるならトップファイター達と素晴らしい試合を出来た自信はありますが、今の状態では無理だし引退します」と打ち明けた。
沢山の声援ありがとう御座いました!
続けて「とにかく、エリートでもなく飛び抜けたセンスがあるわけでもなく、身体が弱くすぐ怪我していた自分が田舎から出て、いつの間にか目指していた海外で戦えたのは最高におもしろかった」と13年に及ぶ現役生活を振り返り、最後に「ファンの皆さん、サポートしてくれた方々、友人、家族、本当に沢山の応援ありがとうございました!」と感謝の言葉を綴った。