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IBF(国際ボクシング連盟)ミニマム級5位にランクされる谷口将隆(ワタナベ)が、11月13日(火)にタイ・バンコクで空位のWBO(世界ボクシング機構)アジアパシフィック同級王座をかけて同級5位のジョエル・リノ(比)と争うことが分かった。
谷口は、昨年4月に大阪で小西伶弥(真正)と日本同級王座決定戦を、11月にOPBF東洋太平洋同級王者の小浦翼(E&Jカシアス)に挑戦したが、いずれも僅差判定で王座獲得は叶わず。3度目の挑戦で戴冠を目指すことになった。
谷口は、昨年4月に大阪で小西伶弥(真正)と日本同級王座決定戦を、11月にOPBF東洋太平洋同級王者の小浦翼(E&Jカシアス)に挑戦したが、いずれも僅差判定で王座獲得は叶わず。3度目の挑戦で戴冠を目指すことになった。
昨年11月の小浦戦
龍谷大ボクシング部主将としてアマチュアを経て16年4月にデビューした谷口は、同時期にワタナベジムに入門し、プロ6戦目でOPBFミニマム級王座を、8戦目でIBF同級王座を獲得した京口紘人とは大きく差がついてしまったが、プロ転向当初は京口より完成されているとの声もあった逸材。また、この12戦のうち大阪で4戦、タイで1戦、フィリピンで2戦と敵地に乗り込んでの戦いが半分と、試合を選ぶことなく精力的にキャリアを重ねている。
今度こそタイトルを獲る!
所属ジムでの練習後に取材に応じた谷口は、「相手の映像はまったく見ていないが、パンチを振り回してくるフィリピンスタイルだと聞いている。ジャブで距離を取って相手が焦って前に出てきたところに左を合わせたい」。「左手を怪我した影響でずっとジャブだけを練習していたので成果を見せたい」と意気込みを口にした。
過去2度のタイトル挑戦で悔しさを味わった谷口が、11戦10勝(3KO)1分と無敗のフィリピン人を相手にあと一歩の壁を乗り越えられるのか注目したい。
過去2度のタイトル挑戦で悔しさを味わった谷口が、11戦10勝(3KO)1分と無敗のフィリピン人を相手にあと一歩の壁を乗り越えられるのか注目したい。