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昨夜の激闘の後をサングラスで隠した前WBA世界ミドル級チャンピオンの村田諒太(帝拳)が21日、米国ラスベガスの試合会場のあったパークシアターステージ上で一夜明け会見を行った。改めて「完敗だった」と口にした村田、今の心境を語った。
ほとんど眠れていない
村田は「昨日はスタッフの方とかと居たり、30分ほど寝ましたけど、ほとんど寝ていません」と、サングラス姿で語った。「試合の映像は見ていないですが、研究されていたし、打ち終わりを狙われていた。完敗だと思います」と改めて試合を振り返った。今後については「ゆっくり考えて周りの方を話し合って決めていきます。特に期限を決めるつもりもありません」と進退の明言を避けた。
今後どうするかは村田に任せる
会見後、囲み取材に応じた本田明彦会長も「こちらの陣営全体が負けたということ、向こうの陣営の方が気持ちでも上だったと思う」と完敗を認めた。「ここまで本当に色々なものを背負ってきた選手だからよくやってきたと思う。こちらから村田にどうのこうのいうつもりはない。やりたいと言えば断る理由もないし、任せるよ」と今後については村田に一任した。