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[村田諒太 特集]2018.10.21

ロマチェンコが観戦、12月の試合が楽しみ

 世界3階級制覇王者で現在WBA世界ライト級王座に就くワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が21日、米国・ラスベガスのパークシアターでWBA世界ミドル級チャンピオン村田諒太(帝拳)の2度目の防衛戦を観戦するために会場に姿を見せた。試合前に日本の報道陣の囲み取材に応じたロマチェンコは何を語ったのか。
5月のリナレス戦
 5月に米国・ニューヨークのマジソンスクエアガーデンで行われたWBA世界ライト級タイトルマッチで王者のホルヘ・リナレス(帝拳)をKOで退け、世界最速3階級制覇を成し遂げたロマチェンコ。長年苦しんでいた右肩の手術を行い12月8日(日)、米国・ニューヨークでWBO世界同級王者のホセ・ペドラザ(プエルトリコ)とWBA世界ライト級タイトルの初防衛戦を兼ねた統一戦で復帰する。「長い間の休憩で自分のボクシングスタイルや、体の調子を確認することができた。今はハードな練習を積めているし、とても良い状態を作れている。復帰戦を楽しみにしてほしい」と笑顔で語った。
いつでも再戦する
 リナレスとの再戦意思を問われたロマチェンコは「いつでも良い、あの試合で私はとても良い経験をした。リナレスはとても良いボクサーでクレバーな戦いをした。あのような試合をこれからもして行きたいと思う」と再戦に応じる構えだ。ただ「彼は階級を上げるんだろ?下げられないとできないよ」と報道陣の笑いを誘った。

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