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12月20日(木)に後楽園ホールで予定されていた日本バンタム級タイトルマッチは、王座に就いたばかりの齊藤裕太(花形)が潰瘍性大腸炎と診断され、指名挑戦者の鈴木悠介(三迫)との初防衛戦は中止に決まった。これにより、日本ボクシングコミッションは暫定王座の設置を認め、チャンピオンカーニバルの規定通りに3位の木村隼人(ワタナベ)と6位の高野誠三(真正)の間で行う挑戦者決定戦を暫定王者決定戦に格上げした。木村対高野も12月20日に予定されている。
なお、正規王者の齊藤は暫定王者誕生から4ヵ月以内に統一戦を義務づけられ、勝者はこの統一戦から3ヵ月以内に鈴木との指名試合を行うことになる。
なお、正規王者の齊藤は暫定王者誕生から4ヵ月以内に統一戦を義務づけられ、勝者はこの統一戦から3ヵ月以内に鈴木との指名試合を行うことになる。
木村と高野が暫定王座を争う
今年に入り度重なる中止が続いた日本バンタム級は、ことの発端は1月に赤穂亮(31=横浜光)が同級1位の鈴木悠介(29=三迫)を迎えて予定していた防衛戦から始まる。まずこの試合の直前に赤穂が体調不良となり中止に。赤穂は王座を返上し、4月に鈴木と村中優(フラッシュ赤羽)との間で王座決定戦が組まれたが、今度は鈴木の怪我で中止となった。次いで村中は6月に齋藤とベルトを争う予定だったが、計量失格常習犯の村中がまたもや減量に失敗し棄権。都合3度流れた王座戦は、先月1日に齊藤と同級3位の菊地永太(真正)の間でようやく決定戦が行われ、齊藤が8ヵ月続いた王者不在期間に終止符を打ったはずだったが…。