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OPBF東洋太平洋ミニマム級王者の小浦翼(E&Jカシアス)が明日29日の後楽園ホールで、12戦全勝(4KO)と無敗の新鋭、OPBF同級9位の冨田大樹(堺東ミツキ)を迎え3度目の防衛戦に臨む。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、両者ともリミットの47.6kgを一発でパスした。
こんなところで負けられないと小浦
スピードと決定力の高さを武器に、挑戦者と同じく13戦全勝(9KO)と無敗をマークする小浦は、100gアンダーの47.5kgでクリアした。現在WBC3位を筆頭に世界4団体でランクされる小浦は、射程圏内の世界を見据え「自分のボクシングをするだけ。相手の気持ちをへし折ってやりますよ。倒せそうなら初回からいって世界をアピールする」とKO防衛に自信を示した。
最後は気持ちをぶつけると冨田
一方、プロ4年目で初のチャンスを掴んだ16年度全日本同級新人王の冨田は、リミットちょうどで秤を降りると「負けたら終わりと一戦一戦を懸けてやってきたが、無敗でここまで来たのは上手く行きすぎ」と不安の色を若干感じさせた。それでも「ボクサーとして今が一番のっている。負けず嫌いなので気持ちで勝負したい。必ず獲ります!」と気を吐き、王座奪取を誓った。
初来日のマテヨンと矢吹
また、明日の第4試合に組まれた50.0kg契約8回戦では、OPBF・Lフライ級15位の矢吹正道(緑)がWBA世界同級9位、WBO15位のダニエル・マテヨン(キューバ)にアタックする。6月の前戦でWBA同級16位のヒルベルト・ペドロサ(パナマ)に2回ノックアウト勝ちし勢いづく矢吹は、300gアンダーで計量をパスすると「練習してきたことを出すだけ。技術勝負になる。やるからには必ず勝ちます」と意気込んだ。
対し、アマチュアで300戦を誇る老獪な技巧派マテヨンは矢吹と同じく49.7kgでクリアし、「私のペースで戦い切るだけ。必ず勝つよ」と余裕を見せた。
対し、アマチュアで300戦を誇る老獪な技巧派マテヨンは矢吹と同じく49.7kgでクリアし、「私のペースで戦い切るだけ。必ず勝つよ」と余裕を見せた。