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[試合後談話]2018.9.24

大分別府の一戦は波乱の結末!

 昨年の新人王ライト級で西軍代表まで駒を進めた小畑武尊(ダッシュ東保)が24日、大分別府アリーナで開催された「別府地獄平成大合戦2018ファイナル」で高田朋城(ワールドスポーツ)を迎えメインイベントに出場。初回から距離の噛み合った両者は壮絶な打ち合いを展開した。
2ラウンドのダウンが勝敗を決した
 すると2ラウンドに高田が右をクリーンヒットさせダウンを先制したが、続く3ラウンドに偶然のバッティングによって左目上をカットした小畑の出血が酷く負傷判定に。ダウンを奪った高田が勝利を手にした。
ランカー昇格を目指したい
 敵地での勝利を飾り、A級昇格を決めた高田は「過去の動画を見ていて、もっと前に出てくるかと思ったが印象が違った。不用意にパンチをもらってしまった所はあったが、自分から距離を詰めた方が闘いやすかった」と試合を振り返った。「サウスポーは苦手だったが、ボディへのパンチも感触がある中で、ダウンを取ったパンチはコンビネーションの流れの中で自然に出せた」と手応えを語った。「綺麗な内容では無かったが、勝って良かった。自分の課題も見えたので修正していってランカー昇格を目指したいです」と今後の抱負も明確にした。
止められたのは仕方ない
 一方、悔しい敗戦となった小畑は肩を落としながも「ビジョントレーニングも取り入れて相手のパンチは見えていたが、自分のパンチを当てることに気を取られ過ぎてしまった」と反省の弁。「ダウンを取られ、これから反撃というところでストップがかかってしまった、出血が酷く左目が見えなくなりかけていたので止められたのは仕方がなかった」と振り返り、治療のため病院へと直行した。
竹迫が勝利を祝福
 同門の高田の応援に来ていた現日本ミドル級王者の竹迫司登は「(高田は)これまでなかなか本番で実力が出なかったが、今日は気持ちも出て、追い込まれてもパンチで負けず押し返せていた。接近戦が得意な選手、ランカークラスの実力はあるので今後を楽しみに見てもらいたい」と勝利を祝福した。

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