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90年代に活躍し、日本ライト級で全階級を通じ最多となる22度の防衛に成功した元日本2階級制覇王者のリック吉村氏(53)。そのリック氏が率いる東京・福生市の「Rick Yoshimura's RINDSIDE FITNESS GYM」が年内にもプロ加盟することになった。
リック氏は現役時代にスパーリングで拳を交えた元日本・OPBF東洋太平洋Sフェザー級王者の三谷大和会長(三谷大和スポーツジム)が16日に千葉・八千代市で主催した「戦気杯 千葉を元気に!八千代から世界へ!」のイベントに参加。自身から日本ライト級王座を奪った坂本博之会長(SRSジム)もリングに上がり、今後は会長としてプロの世界で競い合おうと約束した。
Rick Yoshimura's RINDSIDE FITNESS GYM
東京都福生市熊川1299-6
080-5461-5500
リック氏は現役時代にスパーリングで拳を交えた元日本・OPBF東洋太平洋Sフェザー級王者の三谷大和会長(三谷大和スポーツジム)が16日に千葉・八千代市で主催した「戦気杯 千葉を元気に!八千代から世界へ!」のイベントに参加。自身から日本ライト級王座を奪った坂本博之会長(SRSジム)もリングに上がり、今後は会長としてプロの世界で競い合おうと約束した。
Rick Yoshimura's RINDSIDE FITNESS GYM
東京都福生市熊川1299-6
080-5461-5500
日本王座22度防衛の記録を持つリック氏
米国ニューヨーク出身のリック氏は、米国空軍に入隊し85年に来日。軍に勤務する傍ら87年に八戸帝拳ジムからデビューすると、9戦目で日本王座に初挑戦し日本Sライト級王座を奪取。92年にライト級で2階級制覇を達成した。この王座は初防衛戦で坂本氏に敗れ、同時に怪我で再起に時間を費やしたが、95年1月の復帰戦で再び日本ライト級王座に奪取すると以降、世界挑戦のため2000年11月に返上するまでの5年10ヵ月間に22度の防衛に成功した。
坂本会長も競い合おうとエール!
01年に当時のWBA世界ライト級王者の畑山隆則氏に挑み、善戦するも引き分けに終わり世界王座奪取は叶わず、03年のノンタイトル戦が最後の試合となった。38歳で引退したリック氏はその後、11年にジムを開設。長くアマチュアのジムとして指導を続けていたが、プロ加盟を目指し、資金の一部をクラウドファンディングで募った結果、今年6月までに目標の300万円を上回る400万円が集まり、晴れて年内の加盟に向け動き出すことになった。
「世界のベルトを腰に巻くことはできませんでしたが、それでも、あのときにもらった声援は忘れません。今は『世界チャンピオンを育てる』という新たな夢を持ち、指導者としての道を歩んでいます。NEVER GIVE UP !」。リック氏の夢の続きに期待したい!
「世界のベルトを腰に巻くことはできませんでしたが、それでも、あのときにもらった声援は忘れません。今は『世界チャンピオンを育てる』という新たな夢を持ち、指導者としての道を歩んでいます。NEVER GIVE UP !」。リック氏の夢の続きに期待したい!