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Sライト級で世界主要4団体にランクされる岡田博喜(角海老宝石)は、7月に米国有力プロモーターのトップランク社と3年間、年3試合の契約を結び、主戦場をアメリカに移すことになった。その初戦が日本時間15日早朝、米国カリフォルニア州フレズノで行われ、戦績35戦27勝(11KO)6敗2分のクリスチャン・ラファエル・コリア(アルゼンチン)とSライト級10回戦で対戦した。日本同級王座6度防衛し、昨年12月にステップアップのWBOアジアパシフィック王座を獲得した18戦全勝(13KO)を誇る岡田。はたして米国デビュー戦の結末は――。
ほろ苦いデビュー戦と振り返った試合後の岡田
結果は95-94,94-95,95-94の判定2-1で岡田が辛勝。セコンドについた元IBF世界Sバンタム級王者の小國以載によると、「ガチャガチャとくっついてやりにくそいな相手でしたが、最後のフラッシュダウンがあっても余裕の判定勝利だと思いました。この結果は微妙でちょっとびっくり」とのこと。コリアは事前に予想していた以上の変則ボクサータイプで噛み合わなかったようだが、何にしても第一関門を無事に突破した岡田。この日のメインで行われるWBC(世界ボクシング評議会)同級王者ホセ・カルロス・ラミレス(米)対3位アントニオ・オロズコ(米)で、ラミレスが初防衛に成功すれば岡田が挑戦するプランもあるだけに、今後の動向に注目したい。