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11日に後楽園ホールで行われた大橋ジム主催「第65回フェニックスバトル」のリングで次回、12月3日(月)に開催されるイベントが発表された。フェザー級10回戦で対戦することが決まった、日本Sバンタム級10位の丸田陽七太(森岡)と日本フェザー級12位の溜田剛士(大橋)がリングに上がり、溜田が「僕が倒して勝ちます!」とあおれば、丸田も「良い試合をして勝ちます!」とやり返し、会場を盛り上げた。
倒して勝ちますと溜田
昨年8月のヨネクラジム閉鎖に伴い、日本ユース初代フェザー級王座を手に大橋ジムへ移籍した溜田は、現在5連続KOと好調をキープする25歳。対し、21歳の丸田はプロ3戦目でWBCユース王座を獲得すると、V2後の昨年10月に敵地・後楽園ホールでOPBF東洋太平洋Sバンタム級王座に挑戦したが、注目の新旧対決はベテラン王者の大竹秀典(金子)に飲まれ判定負け。抜群のスピードと180p近い長身から繰り出す切れ味鋭い右ストレートは一級品だが、大竹戦では生命線の左ジャブと距離を突破されフィジカル不足を感じさせた。
東西の注目株対決を制すのは!?
それは丸田自身が痛感したことであり、再起に向け体を作り直すと、階級を上げ臨んだタイでの再起戦は初回KO、地元での2戦目も3回KO勝ちで復活。今年8月にはフィリピンに遠征し、OPBFシルバー王者を相手に惜しくも引き分けたが手応えは掴みかけ、今回、大竹以上にフィジカルとパワーを全面に出す溜田との対決でその成長が試される。一方、溜田はランク的には格上の丸田を攻略し、タイトル戦への足掛かりにしたい。