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日本ユースSライト級王者の平岡アンディ(大橋)が明日11日、後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル」のセミで初防衛戦に臨む。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、挑戦者の吉開右京(島袋)とともにリミットの63.5kgで一発クリアした。
前回は平岡が3度のダウンを奪った
両者は昨年8月に日本ユース王座決定トーナメント準決勝で対戦し、平岡が3回TKO勝ちで決勝に進出。11月の決勝戦では小林孝彦(TEAM10COUNT)を5回TKOで破り、無敗のまま王座を獲得すると同時に5連続KOもマークした。
前回よりも良い勝ち方をする!
懐の深さと強打をあわせ持つオールラウンダーとして成長した長身のサウスポーは、今回の初防衛戦を「次のステップをアピールする場にしたい」と位置づけ、「(吉開選手は)前回とはまた違った戦い方をしてくると思うので、序盤は様子を見つつ、チャンスがあれば仕留めにいきたい。前回より良い勝ち方をする。もちろんKOで」と絶対の自信を示した。
リベンジあるのみ!
一方、雪辱を期す吉開は「前回よりも調子が良い。負けた怖さはないし、リベンジのチャンスをもらえたことが嬉しい」と喜び、「ベルトのことは考えていない。盛り上がる試合をする」とコメント。平岡対策を聞くと、不敵な笑みを浮かべながら「いろいろと考えてきましたよ。勝敗は別にして判定決着はない!」と意気込んだ。
にらみ合う両者!
この試合で上位ランクを狙う平岡と、リベンジに燃える吉開の対決。挑戦者の秘策を王者が飲み込む形となるのか、それとも前回4月の再起戦を僅か68秒で終わらせた吉開の強打が火を噴くのか――。序盤からの打撃戦は必至だ!