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先月20日のタイトル戦で、日本王座に続く空位のOPBF東洋太平洋女子バンタム級王座を獲得した吉田実代(EBISU K's BOX)が9月30日(日)、地元・鹿児島市に凱旋。鹿児島アリーナで開催される「KAGOSHIMA SOUL BOX.8」でOPBF同級7位のファルナック・コンサング(タイ)を迎え、OPBFの初防衛戦を行うことが決定した。
このイベントのメインでは日本ミニマム級7位、OPBF同級15位の春口直也(橋口)が来日経験のある元OPBFランカー、リト・ダンテ(比)を迎え10回戦を行う。
このイベントのメインでは日本ミニマム級7位、OPBF同級15位の春口直也(橋口)が来日経験のある元OPBFランカー、リト・ダンテ(比)を迎え10回戦を行う。
アグレッシブなファイトに磨きがかかった吉田
総合格闘技、キックボクシングを経て14年5月にデビューした吉田は、昨年10月に創設されたばかりの日本女子バンタム級王座を高野人母美(協栄)と争い、判定3-0で勝利し初代王者となった。今年3月に同級1位のカイ・ジョンソン(T&H)を下し初防衛に成功すると、ステップアップを図り、平安山裕子(平仲BS)が返上したOPBF王座を先月20日にグレテル・デパズ(比)と争い、終始リードした末の5回負傷判定勝ちで2冠を達成。試合前、すでに決まっていた鹿児島凱旋を、晴れて初防衛戦として行うことになった。
コンサングは今回3度目のOPBF挑戦
対戦相手のコンサングはこのタイトルへの挑戦が今回で3度目。過去に平安山と2度王座決定戦で対戦し、いずれも引き分け、判定負けでベルトに手が届かなかった。戦績は11戦4勝(2KO)6敗1分。
愛娘の実衣菜ちゃんと世界を目指す!
吉田はボクサーとしてデビュー後に結婚し、2015年4月に長女の実衣菜(みいな)ちゃんを出産するも離婚。現在は格闘技インストラクターとプロボクサー、そしてシングルマザーとして日々奮闘している。デビューから5年目を迎え、目標とする世界も見えてきた今、吉田の更なる飛躍に期待したい。