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WBCインターナショナル・ライト級チャンピオンでOPBF東洋太平洋と日本ランキングで3位につけるハリケーン風太(カシミ)が19日、金沢市内の石川県産業展示館2号館で開催された「拳の嵐 Asian boxing classic」のメインイベントに登場。2月に敵地ロシアでベルトを奪取したハリケーンは、ロイ・トゥア・マニフルック(インドネシア)を迎え凱旋試合を行った。
大差判定勝利!
タフなマニフルックに手こずったハリケーンだが、地力の違いを見せつけた。開始から猛然と前に出たハリケーンは飛び込んで左ボディをヒット。対して、マニフルックはジャブで距離を置き、相手の打ち終わりに右のオーバーハンドで対抗した。1ラウンドと6ラウンドにダウンを奪ったハリケーンは、粘りを見せるマニフルックをKOすることはできなかったが、大差の判定勝ちでメインを飾った。
良い経験になった
試合後、控室に戻ってきたハリケーンは「倒せるタイミングはあったのですが、最近は序盤KOが続いていたので、あえて倒さなかったら、こんな感じで倒しきれなくなってしまいました」と笑顔で試合を振り返った。「倒すチャンスはしっかり倒さないといけない。これも経験です」と語ると「4ラウンドのカットから、しっかりと考えてボクシングができるようになった。これからまた上を目指して頑張ります」と大粒の汗を拭った。
樫見直幸会長
樫見直幸会長は「倒しづらい相手やったね。これも風太には良い経験になると思う。こういう相手につられているようじゃいかんね。まあ、またチャンスは作っていきます。今日は良く頑張った」と最後は愛弟子の労をねぎらった。