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日本ミニマム級4位の平井亮輝(千里馬神戸)が12日、神戸市内の神戸常磐アリーナで開催された「PEGASUS SUPER FIGHT.56」のメインで日本ミニマム9位の高橋悠斗(K&W)を迎えて48kg契約8回戦に臨んだ。平井は4月の日本タイトル戦で惜敗してからの再起戦。ランカー同士の激突となったが、どちらがランキング浮上のきっかけをつかむことができたのか。
価値ある勝利を収めた高橋
試合は、ランカー同士の意地がぶつかり合った。高橋は積極的に前に出ると左右にボディからフックにつなげた。対して、平井は高橋の前進に対応が遅れたものの、バックステップを使いワンツーで応戦した。中盤から後半にかけては手数勝負の打ち合いとなったが、高橋が優勢に試合を進めた。最終ラウンドまで決定的な場面はなく試合終了。判定で下位の高橋がアウェイで価値ある勝利をつかんだ。
一番うれしい勝利と高橋
勝利の瞬間リングを叩いて喜びを爆発させた高橋「今までの勝利の中で1番うれしかったです」と大粒の汗を拭った。「自分の全部を出し切ることができたと思います。これからも上位にからんで、タイトルを獲りたいと思います」と拳を握った。
新井史朗会長
K&Wジムの新井史朗会長は「今日の勝ちは、前戦の福原(辰弥=本田フィットネス)戦でアウェイの中負けていますが、経験が生きたと思います。さらに上と戦ってベルトを狙えるようにしたいですね」と愛弟子の成長を喜んだ。
平井亮輝(千里馬神戸)
一方、連敗となった平井は「(相手は)強かったですね。やっぱり上位ランカーはみんな強いですよ。あそこまで最初から頭を下げて前進して来るとは思わなかったですし、途中のフックも効いてしまいました。今後のことはゆっくり考えて決めます」とサバサバした表情で語った。