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前WBOアジアパシフィック・ウェルター級王者の小原佳太(31=三迫)が明日9日、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」で再起戦に臨む。相手は今年4月の挑戦で小原を2回KOで破り、王座を奪取したアルビン・ラガンベイ(23=比)。再びタイトルを懸けて激突する両者は、8日に都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われた前日計量を一発でパスすると、直接再戦に向け意気込みを語った。
明日は本来の自分を見せると小原
リミットの66.6kgでパスした小原は「コンディションは完璧」と切り出すと、前回よりも自信があると話すラガンベイに対し「判定勝ちは絶対にイヤ。前半しっかり相手の体力を削り中盤にKO。倒せなければ終盤に打ち合うだけ」と展開を予想。「ハラハラさせるかも知れないが、明日はチャンスを逃さない小原を見せる」とKO決着でのリベンジを誓った。
今回は自信があるとラガンベイ
一方、前回の挑戦では初回にダウンを喫したサウスポーのラガンベイだが、2回に左フックの相撃ちでダブルノックダウン。先に立ち上がったラガンベイが小原に10カウントを聞かせた。今度は王者として小原の挑戦を受けるラガンベイは600gアンダーの66.0kgで秤を降りると、「前回は小原に対し恐怖心があったが、今回は十分な練習を重ねてきたので自信がある。作戦は言えないが、僕がベルトを守り家族を喜ばせたい」と意気込んだ。
序盤から左右を振り回し、乱打戦に引きずり込みたいラガンベイに対し、小原がいかに慌てず中間距離をキープできるかがポイント。リベンジか返り討ちか、今回もスリリングな展開が楽しめそうだ。
序盤から左右を振り回し、乱打戦に引きずり込みたいラガンベイに対し、小原がいかに慌てず中間距離をキープできるかがポイント。リベンジか返り討ちか、今回もスリリングな展開が楽しめそうだ。